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2021.10.06

★老後破産★

原因と今からできる対策~軽視できない将来の話~

もはや他人事ではない老後資産についてです。

 

?老後破産とは?

定年後、年金だけでは生活できず

貯蓄もなくなり家計が赤字になってしまう状態を指します。

 

*老後破産の原因*

◆医療や介護費用がかかる

年を重ねると病気やケガはつきものです。

大きな病気になるとそれだけ医療費は高くなり、

かつ働けなくなったことにより収入ダウンも同時に起こります。

また自分やパートナーに介護が必要になり

介護施設や老人ホームを利用する場合、高額な利用料が必要です。

この医療費が年金生活を逼迫することは容易に想像がつきます。

◆住宅ローンが残っている

マイホームを購入するタイミングが遅くなり

定年になってもローンの支払いが終わらないケースが増えています。

無理な住宅ローンを組むと定年退職金や老後資金を

住宅ローンの返済に回す事になりかねず、これが老後破産の原因にもなり得ます。

◆子どもに関する出費が続く

晩婚化の影響で夫が定年を迎えても子供に学費がかかるケースも少なくありません。

また子供の教育費をかけすぎてしまい、結果老後生活が厳しくなってしまうことも。

教育費は大きな支出なので、計画性をもつことが大切です。

◆生活水準を下げられない

収入が多くなる40代~50代の生活を年金暮らしになっても続けたり、

老後に急に豪華な生活を始めると年金で生活資金を賄えなくなります。

すると貯蓄がどんどん減って老後破産に陥る可能性が。

収入と貯蓄に見合った生活を送ることが大切です。

 

*今からできる対策*

◆計画的に貯蓄&増やす

老後破産対策としては現役世代の間にどれだけ貯蓄できるかが大きなポイントです。

毎月の収支バランスを整えて貯蓄をしていくのはもちろん、

老後までにあと数十年あるのであれば、その時間を利用して運用でお金を増やす方法もオススメです。

◆住宅ローンをよく考える住宅ローンを組む時は

・何歳まで返済が続くのか・毎月の返済額

が現実的かしっかり確認しましょう。

今 退職金も減り、収入もあり続けるかわからない時代です。

ローンを組む時はできる限り、定年退職するまでに

住宅ローンが終了するように組むのがポイントです。

◆可能な限り働く

貯蓄を増やす、生活費を賄うという点で

定年後もできるだけ働き続けることが理想です。

また年金受取年齢を遅らせることができれば受給額も多くなります。

豊かな老後を送るためには健康に気をつけながら

「定年後もできるだけ働く✖年金繰り下げ受給する」が理想の形です。

◆健康を維持する

健康であれば医療費もかからず、長く働き続けることができます。

定期的な健康チェックはしていますか??

会社の健康診断を受けることができない方は市が行う健診で

安く健康診断を受けられるのでお勧めです。

 

*まとめ*

人生100年時代。

つまりそれだけ生きるためのお金が必要になってきます。

少なくとも30代から老後を意識して貯蓄を進めていきたいところ。

必ずやってくる数十年後、老後破産しないように

今からできることを考えて行動しましょう\(^o^)/