先週の振り返り
先週の振り返り ५
◆ 先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均:27,090円(-26円)/
ドル円:148.63円/
NY株式:29,634.83㌦(+338㌦)
◆先週の日経平均株価は下げて戻してほぼフラットの動きとなりま
米雇用統計の内容を受け 三連休明け11日は700円を超える大幅下落しましたが、週
約32年ぶりの円安水準を付けたことも輸出企業の追い風となりま
⇒13日に発表された米国9月CPI(消費者物価指数、イン
FRB(日本で言う日銀)はインフレ抑制の為利上げ を続けると予想(来年3月末に5.5%)されており、金利差拡大
【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ 輸出関連株
円 ⇒ 米ドル
注目トピック
◆32年ぶりの円安も、過去とは異なる為替介入策!? …米国の政策姿勢
外国為替市場では1㌦=148円台後半まで円安が進み、199
日本政府の介入による円安抑制、各国からの米利上げに対する不満
【円買い介入にはハードルが…】
過去の為替介入では一度政府が介入 に踏み切ると、しばらく断続的にほぼ毎日のように実施されること
しかし今回は初回の 介入時の水準(145円台後半)を超えて円安が進んでも、2回目
【米利上げには不満の声も…】
一方米国では、9月CPIが依然として高い水準だったことを受
11月・12月 の米FOMC(金融政策を決める会議)で0.75%ずつ引き上げ
来年3月頃には 5.5%まで達するとの予想もあり、今後も金利差拡大は円安進行
⸜︎⸝今週の話題⸜︎⸝
◆金融センターとしての魅力が低下し続ける日本
【解説】
9月に発表された国際金融センター指数において、日本(東京)は
フィンテックやグリーン対応など新しい時代を見据えた競争で見劣
【ポイント】
かつて東京は世界へも影響力を持ち
1位ニューヨーク・2位ロンドンと並び世界3極の一角でした。
しかし現在 9位深セン・11位ソウル・13位シドニーにも抜かれ、東アジア
【今後の影響】
資金流入が萎むと国際競争力の低下にも繋がります。