★減価償却まるっと解説★
\今日のテーマ/
高額なモノは
一括で経費にできない?!
減価償却についてまるっと解説💡
▶減価償却って何??
10万円以上かつ長期間使用する設備などは
耐用年数に応じて毎年少しずつ経費になる。
つまり、翌年以降
お金は出ていかない経費です!
耐用年数は、国税庁によって
モノごとに決められています。
例)パソコン4年、木造建築22年など
詳しくは国税庁ホームページを見てね👀
▶減価償却費の計算方法
▷定額法
毎年一定額を経費にしていく
=毎年同じ金額が経費になる。
▷定率法
毎年一定率を経費にしていく
=最初の年は金額が大きく、
段々と安くなっていく。
の2種類の計算方法がある!
※個人事業主は原則定額法を用いて減価償却をします!
▶シミュレーション例
文章だけではややこしいので…
実際に具体例を見ていきましょう!
▷新品の20万円のPCを購入した場合
パソコンの耐用年数は4年と決められているので…
20万円を4年かけて定額で償却していきます!
20万円÷4年=5万円
なので毎年5万円ずつ計上します!
▶減価償却の特例
10万円以上のモノは
原則定額法で減価償却しますが…
いくつか特例があります!!
▷20万円未満のモノであれば
一括償却資産として3年で1/3ずつ経費にできる
▷青色申告をしていれば
30万円未満のモノを一括で全額経費にできる
なので、先程の例の20万円PCも
青色申告していれば一括で経費にすることもできる!
▶最大限節税したいなら
▷利益が少ない年は
定額法でちまちま経費計上
▷利益が大きい年は
特例を使って一気に経費計上
とすると、節税効果が最大限に活かせる❕
事業の状況を読んで
特例を使うかどうか判断しましょう◎
▶ちなみに、中古は?
余談かもですが、中古の資産を購入した場合は
計算方法がめちゃややこしいです💦
詳しく知りたい方は国税庁のホームページを見てみてください🔍
▶まとめ
減価償却とは、10万以上で
長期間使用するモノを
耐用年数に応じて
毎年少しずつ経費にすること!
▷耐用年数は国税庁により
モノごとに決められている。
▷個人事業主は基本的に定額法。
▷20万円未満、30万円未満の
モノに使える特例がある。
事業をやる上で、減価償却についての知識は欠かせません。
しっかり内容を把握して賢く活用しましょう🌸