★社会保険は5つの保険の総称⁉★
\社会保険 初級編/
【社会保険とは】
会社員の方は、給料明細を確認すると
毎月の給料から色々天引きされている
ことがわかると思います。
その内の1つが「社会保険」と呼ばれるもので、
原則、加入が義務付けられる保険です。
その他、所得税や住民性など色々なものが
ありますが、今回は社会保険に
フォーカスして解説していきます!
【5つの保険の総称】
社会保険とは、私たちの生活を保障する
ことを目的としたもので、万が一の事故に
備えるための公的な保険制度です。
また、社会保険は5つの保険の総称であり、
各保険ごとに保障が異なります。
・健康保険(※)・雇用保険
・介護保険(※)・労災保険
・厚生年金保険(※)
※健康保険、介護保険、厚生年金保険
の3つだけで”社会保険”と呼ばれることもあります。
【健康保険】
健康保険は、社会保険の種類の1つであり、
病気やケガ、それによる休業などの事態に
備える医療保険です。
皆さんが持っている健康保険証は
この保険に加入している証になります。
“3割負担“とも言われる、医療費の
自己負担が3割で済んでいるのは、
この保険のおかげです。
【介護保険】
介護保険は、社会保険の種類の1つであり
介護が必要な方に介護費用の一部を
国が負担してくれる制度です。
基本的に、40歳以上の方に加入が
義務付けられてる保険です。
この保険により、介護に要する費用の
自己負担が1割~3割のみで済みます。
※自己負担割合は、年収の多寡により決定されます。
【厚生年金保険】
厚生年金保険は、社会保険の種類の1つであり
いわゆる”年金“と呼ばれるものです。
実は、年金は毎月保険料を支払うことにより
老後の収入が保障されるという
保険の1種なのです。
なお、厚生年金は国民年金とは別もので
厚生年金保険料には国民年金保険料が
含まれています。
※年金受取金額:厚生年金>国民年金
【雇用保険と労災保険】
雇用保険と労災保険はいずれも
社会保険の1つであるものの、
2つ併せて労働保険とも呼ばれます。
労働保険は、失業などに備えた労働者の
生活や雇用の安定を目的とした制度です。
失業手当やハローワークなどは
この制度によって利用できるものです。
この2つは、補償対象が異なります。
雇用保険:失業や休業(育児や介護等)
労災保険:労働災害によるケガや病気
【まとめ】
・社会保険とは、生活を保障することを
目的とした公的な保険制度
・原則、加入が義務づけられている
・5つの保険の総称
・健康保険により医療費が3割負担
・介護保険により介護費用が1~3割負担
・厚生年金保険はいわゆる年金
・年金は老後の収入を保障する保険の1種
・雇用保険と労災保険を併せて労働保険
・労働者の生活や雇用の安定が目的