★3月15日~信用保証制度 変更★
\経営者保証がナシに!?/
これまで創業間もない企業が、
銀行からお金を借りる際に
保証協会が銀行に保証してくれる
「信用保証制度」がありました。
今回この制度が3月15日から
変更となるため解説します💡
【信用保証制度とは】
信用保証制度とは、
中小企業が銀行からお金を借りる際、
信用保証協会が保証人となる制度です。
これを「保証協会付き融資」といいます。
保証協会なしで信用だけで
銀行から借りることを
「プロパー融資」といいます。
【保証協会付き融資のメリット/デメリット】
▷メリット
保証協会付き融資があるので、
銀行融資をしてくれること。
▷デメリット
保証料を払わないといけないこと。
信用力や借入額、会社規模によりますが
1~2%ぐらいになります。
【今回の変更点】
新たに2024年3月15日から
「経営者保証」を外せるようになりました‼
経営者保証とは、銀行にお金が返せない時は
経営者個人が会社に代わって
個人の財産を売ってでも返済するというものです。
【変更後のメリット】
①自己破産を防ぐことが出来る
②他銀行から融資を受ける際
「経営者保証なし」という事実が信用力に繋がる。
③個人財産まで没収されなければ
リスタートが切れる
【変更後の注意点】
経営者保証を外す代わりに、
信用協会に払う保証料が
「0.25%や0.45%」ほど上乗せになります。
しかし、保証料は上がりますが
3年間は国が保証料の一部を
補填する制度も加わりました。
【新しい制度を受ける要件】
①過去2年間に貸借対照表と
損益計算書を金融機関に提出すていること
②直近の決算で代表者が会社からお金を借りていないこと
※加えて役員報酬、賞与、配当金などが
高額過ぎないこと。
③直近の決算で債務超過ではないこと。
※直近2年間で経常利益と減価償却費を
足した額がプラスであれば大丈夫です。
💡①~③の全てを満たす必要があります
【まとめ】
今回は、新しい信用保証制度について
解説しました。
新しい制度に安易に乗っかると、
本来のベストな選択肢が取れなくなる
可能性もあります。
そのため、優先順位を決めて
各所と交渉をしていきましょう👍