お知らせ

新着情報

2024.03.18

★3月15日~信用保証制度 変更★

\経営者保証がナシに!?/

 

これまで創業間もない企業が、

銀行からお金を借りる際に

保証協会が銀行に保証してくれる

「信用保証制度」がありました。

今回この制度が3月15日から

変更となるため解説します💡

 

【信用保証制度とは】

信用保証制度とは、

中小企業が銀行からお金を借りる際、

信用保証協会が保証人となる制度です。

これを「保証協会付き融資」といいます。

保証協会なしで信用だけで

銀行から借りることを

「プロパー融資」といいます。

 

【保証協会付き融資のメリット/デメリット】

▷メリット

保証協会付き融資があるので、

銀行融資をしてくれること。

▷デメリット

保証料を払わないといけないこと。

信用力や借入額、会社規模によりますが

1~2%ぐらいになります。

 

【今回の変更点】

新たに2024年3月15日から

「経営者保証」を外せるようになりました‼

経営者保証とは、銀行にお金が返せない時は

経営者個人が会社に代わって

個人の財産を売ってでも返済するというものです。

 

【変更後のメリット】

①自己破産を防ぐことが出来る

②他銀行から融資を受ける際

「経営者保証なし」という事実が信用力に繋がる。

③個人財産まで没収されなければ

リスタートが切れる

 

【変更後の注意点】

経営者保証を外す代わりに、

信用協会に払う保証料が

「0.25%や0.45%」ほど上乗せになります。

しかし、保証料は上がりますが

3年間は国が保証料の一部を

補填する制度も加わりました。

 

【新しい制度を受ける要件】

①過去2年間に貸借対照表と

損益計算書を金融機関に提出すていること

②直近の決算で代表者が会社からお金を借りていないこと

※加えて役員報酬、賞与、配当金などが

高額過ぎないこと。

③直近の決算で債務超過ではないこと。

※直近2年間で経常利益と減価償却費を

足した額がプラスであれば大丈夫です。

💡①~③の全てを満たす必要があります

 

【まとめ】

今回は、新しい信用保証制度について

解説しました。

新しい制度に安易に乗っかると、

本来のベストな選択肢が取れなくなる

可能性もあります。

そのため、優先順位を決めて

各所と交渉をしていきましょう👍