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2024.06.11

★住宅ローン 死亡 どうなる?★

①ローン返済中に万が一があったら?

家を買った後に亡くなったり、

病気になって働けなくなったりしたら

ローンの返済ができないはずです・・・

▶その不安に備える仕組み

『団信(団体信用生命保険)』

住宅を買う時にみなさん一度は

不安に感じることがあると思います。

今日はそんな不安に備えることのできる

団信についてしっかり解説していきます!

 

②団信とは??

▶団体信用生命保険とは

住宅ローン返済中に

死亡または高度障害状態になった際

ローン残高が0円になる保険制度。

残った住宅ローンは保険会社が

代わりに支払ってくれる仕組みです。

もしもの時に家族を守ることができます。

 

➂保障される範囲

▶保障範囲は銀行により異なる

団信の種類 保障内容
一般団信 (ワイド団信) 死亡・高度障害
がん団信 死亡・高度障害・がん
3大疾病団信 死亡・高度障害+3大疾病 (がん・脳卒中・急性心筋梗塞)
8大疾病団信 死亡・高度障害・3大疾病+5疾患 (高血圧症・慢性腎不全・慢性膵炎・肝硬変・糖尿病)
11疾病団信 死亡・高度障害・がん+10の生活習慣病 (高血圧・糖尿病・腎疾患・肝疾患・慢性膵炎・脳血管疾患・心疾患・大動脈瘤解離・上皮新生物・皮膚がん)
全疾病団信 死亡・高度障害・全ての病気・けが

基本は死亡・高度障害状態が対象です。

特約の保障範囲は銀行により異なります⚠

 

④保険料は??

▶がん団信などは金利上乗せが必要

団信の保険料は銀行が負担する。

一般的に団信保険料相当額は

住宅ローン金利に含まれている

特約をつけ保障を手厚くする場合

年0~0.3%程度の金利が上乗せされることが多い。

▶団信加入で金利優遇されることも

銀行によって所定の団信に加入することで

住宅ローン金利が優遇されることもある。

特約付団信(年0.3%)→年0.05%優遇→実質金利(年0.25%)

保障は手厚い方が安心感はありますが、

金利に上乗せとなるため返済額が増えます

ただ最近はネット銀行を中心に

がん団信などを無料付帯できるところが増加傾向✨

 

➄団信加入の条件

▶住宅ローンをこれから借りる人

・団信加入は新規借入借換えに限られる

・加入後のプラン変更不可

住宅ローン返済はこの先数十年間続くため

不安が生じないよう、保障内容に問題がないか

契約時に慎重な判断が必要です!

▶健康状態など所定の条件を満たした人

・団信は生命保険なので

加入時に健康状態の告知が必要

年齢告知内容によって加入できない場合も

現在の健康状態や持病の有無、

既往歴などを正直に告知する必要があります。

条件を満たしていない場合などは、

団信に加入できない可能性があります。

 

⑥加入できない場合

▶団信は原則全員加入

住宅ローンを利用する際は

団信への加入が必須条件

持病や既往歴によっては審査が通らず

住宅ローンの契約自体ができない場合も・・・

▶加入できない場合の対処法

・加入条件が緩和「ワイド団信」を検討する

・団信加入が任意「フラット35」を検討する

・名義を配偶者に変更する

団信なしの住宅ローンを契約する場合、

万が一のときに債務が残るため

団信の代わりになる対策が必要です。

(団信以外の生命保険に加入する。等)

 

⑦注意点

年齢や告知内容によっては加入できない

加入時の年齢は「ローン完済時に80歳前後」

であることが求められる場合が多い。

加入後の契約内容変更は不可

保障内容を選べるのは一度だけ。

免責事項がある

自〇など一部保障対象外の場合がある。

ローン完済できない場合もある

滞納による団信の失効・告知義務違反等が

あると保険金が支払われない。

 

⑧団信まとめ

▶団体信用生命保険とは

・万が一のときローン残高をゼロにできる保険

・特約をつけることで保障も充実

→基本的には死亡・高度障害が保障対象

→特約は金利に上乗せで付加が可能

・団信加入には条件あり

→新規借入・借換えのタイミング

→健康状態等の所定の条件を満たしている

▶団信加入の注意点

・年齢や告知内容により加入できない場合あり

・ローン残高がゼロにならない場合あり

 

住宅ローンは大きな金額の借入のため

万が一のときに返済不能等にならないよう

事前に備えておくことが大切です☘